2015年03月29日
どうも!emergeSELECTの前野です。
先日ちょっと良い事を思いついたので、今日はその原型作りからスタート☆
この形状だと地金制作が最適だな、よし、と糸鋸で銀板をギコギコ裁断。枠を作り円形のプレートとロウ付け。
次の行程に移ろうと思ったところで修理のお客さんご来店☆
ガラスのトンボ玉で作られたネックレスとパールネックレスの修理です。とても気に入っていたものらしく、何とか直したいとの事でした。しかし、これは…
糸なんですよ。。んー、糸の直しは初です。専門外です…でも何とかして差し上げたい。と、ここで提案しました☆
どうせ直すならもう切れないように、しっかり直して且つグレードアップしませんか?と。お客さんも納得して頂き、ご予算内に合うように仕上げました☆
糸の結び留めだった部分をブラックスピネルで再現し、ワイヤーで組み直したネックレスと、それに合わせてブレスレットも同じようにグレードアップです☆
パールネックレスは予算に合うよう、紛失したクラスプの変わりにシンプルなヒキワに変更です☆
そしてこの作業中にまたも修理のご依頼が。旦那さんがアメリカの方でニューヨークから日本に来てまだ3週間、イングリッシュオンリーだったので、奥さまに通訳していただきながら。。
これはニューヨークで購入されたリングでセンターの星部分のエナメルが取れてしまったので直せる場所を探していると。
ふむふむ、全然出来ます(^-^)
しかし、どうやらサイズ直しもしたいようで、火を当てるのでエナメル加工が再度必要な事などお伝えしていると、じゃあダイヤは入れられる?と。ここから話がズレてズレて…星部分に全部ダイヤモンドを留める事になりました☆
このリングはロンドンからアメリカに進出したブランドらしいです。
ついでにこれも直せるかな?と渡されたのが…ビッグインパクトなバックル!↓
実にアメリカらしいデザイン☆
これの裏が↓
ガッツリ凹んでます。やった事ないけどチャレンジしていいならやりますよ☆と伝えてもらい、レッツチャレンジです(^-^)
固定して裏からタガネでトンカントンカン、表からも凹まないように歪みをトンカントンカン。トンカントンカン、トンカントンカン。お。↓
おー!自分でもびっくりするほど上手くいきました。笑
コレを削って細かい凹凸を消して↓
研磨して滑らかに☆↓
出来た〜。。
はやくお渡しして反応が見たいです(^-^)☆
そしてリングのサイズ直しもやっちゃいます。まずは糸鋸でカット↓
5号アップの依頼なので、溝台でリングのアールをつけたパーツをロウ付け↓
先ずは片方をしっかり付けてから、接合面にスキマなくピッタリになるように糸鋸を入れます。これはロウ目を極力目立たないようにするため。で、もう片方もロウ付けして、余分な地金を削ります↓
リングの地金厚に合わせて、少し厚めの板を使ったほうが綺麗に仕上がりますね(^-^)
サイズ直しとエナメルの除去が完了しました☆
星の数だから、ダイヤを14ピースかぁ、在庫あったきがするなぁ。と探していると、まさかまさか↓
使用するサイズのダイヤがピッタリ14ピースあるという小さな奇跡☆こういうの、テンションあがるんだよな〜♪
とテンション上がった所で今日最初の作業を少し進めて↓
タイムアップ。と、今日はいい意味で意外な展開が多い1日でした(^-^)
あ
珍しくワックス触ってない(´・_・`)
高品質なアクセサリーをお探しの方はぜひ、emergeSELECT/エマージュセレクトへお越しください☆