2019年03月1日
すげー目が痒いです、鼻もムズムズ、もう認めますよ、こりゃ花粉症ですわ😭
細かい作業してるとより一層ツライですね💦
くしゃみででワックスの粉が舞ったり、細かいパーツ吹っ飛ばしたり、小さい石がどっか行っちゃったり…
花粉症に悩まされている同業者の皆さんもファイトです‼️
今日から3月、早い早い。
つい先日、無事に納品を終えたご依頼品。
持ち込まれたのは沖縄のジュエリー店で購入されたという赤珊瑚のペンダント。
鑑別書付きで『血赤』の表記もある質の良いサンゴ。
しかし、購入後すぐにサンゴが取れてしまい、接着剤を使ってご自身で修理するもまた取れたらどうしよう…という恐怖感から着けられないとの事で、
構造はそのままで、華奢な枠を頑丈な枠に作り変える!というミッションです☆
久しぶりに製作工程を。
まず持ち込まれた物がこちら↓
ポロっと↓
ん~、、繊細な造り。。地金種はK14でした。
地金はK18で、全体的に線形を太く。
さてさて、どうやって作ろうかな、と少し考えて。。
バーン❗️
いきなり出来上がってすみません笑
Waxでの製作を選択、毎回集中していると写真撮り忘れます…という事でキャスト上がりの3パーツです。
まずは外の枠を仕上げてからk18の金線を巻き巻きしてロウ付け↓
次は中の枠を削って隙間が均一になるように微調整した後、ロウ付け↓
裏↓
バチカンを付けた後、皮膜を除去↓
裏↓
バチカン後ろに打刻、全体を鏡面に仕上げてサンゴを留めて、さらにキンキンに仕上げて完成です。
正面↓
ちょい斜め↓
裏↓
k14で1.5gの華奢な枠のペンダントが、k18を10g使用した頑丈な枠に生れ変りました☆
これで安心して身につけられますね。
お客さんも早速着けてお帰りになられました♫
また、他店でジュエリーをリフォームした時に余ったというダイヤを使いピアスを製作する事になりました。
追加オーダー有難うございます🙏
サンゴが取れた時に購入先に問い合わせたところ、50年営んできた店も店主がご高齢で後継者もなく近々閉店するとの事で修理はそちらでやって欲しいと言われたそうです。
着実に押し寄せている少子高齢化の波、後継者不足、熟練の方と比べて私はまだ若輩者ですが、決して他人事とは思えず、まぁ店をやってるのでその部分が大きいかもしれませんが、後継者かー…いつかはやってくるその時に備えて、改めて色々と考える良い案件でした。まだ見ぬ弟子よ、カモーン‼️
え?もう出会ってるかもって?? またまたぁ。。
今は自分の事で精一杯です👏
ではでは☆